ということで後編
前回のあらすじは要するにバイト先が嫌いになったので辞めようと思ったっていう話です。笑
今回は新しいバイト先の面接と、バイトを辞めようと決意するきっかけになった友達の言葉について
新しいバイト先は某大手塾です。小・中学生対象。
話逸れるけど東大の先輩が塾で時給2500円で働いてると聞いて、うわあ生涯年収の差はすでに始まっている.........と思った。あとお茶女の先輩はチューターやってて「座ってるだけで2000円だよ〜」って言っていた。まじかよ。どうでもいいか。いやよくない。私が1人でせっせと働いて1時間に稼ぐのは980円。座ってるだけで2000円?なにそれめちゃくちゃ羨ましいな?
2500円とまではいかないけれど、次のバイト先は今のバイト先よりは300円くらい高い。300円ってめちゃくちゃ大きい。
塾の面接は主に採用試験で、合間にちょちょーってそこの塾長さんらしき人と喋っただけ
採用試験の内容がまーーーーー懐かしい
採用試験受けてる人がその日は私のほかに3人くらいいたんですけど、新大学1年生ぽかった。大学受験の知識が新鮮なうちはこんな問題屁でもないんだろうなと思いながら、大学入ってまともに勉強してない新2年はめちゃくちゃ苦労したよ。サラエボ事件が出てこなかった悔しーーーーーー!(世界史)
あと、数学に至っては、あ!!これ因数分解だ!!!!みたいに、分野がわかるだけで感動した。
あと2年生はもうババアだと思った。周りで勉強しているJKが若え。化粧してない。ピチピチ!!!自由作文は徒然なるままに気がついたら「制服が眩しい」と書いていた。そのまま提出した。あの文章なかなか気に入ってる。もう残ってないけど。
そんなこんなで絶対落ちたけど、今のバイト先には受かったと言って絶対辞めたろうと思っていたら、
受かってたようれしい!
今度研修受けてきます💨
背中を押した言葉
私がバイト辞めたいな〜でもな〜ってウジウジしていたら、背中を押してくれた言葉
「義務感に囚われすぎだよ。バイトなんだし、そこで責任を感じる必要はない。」
「誰かが抜ければどうせ穴は誰かが埋める。なんだかんだ組織は回る」
前編でも触れましたが、うちのバイトはめちゃくちゃ人手不足だった。締めはほぼ2人しか入れる人がいなかったから、1週間を2,3人で分担していたし、1月のシフト提出の時、2月の頭に免許合宿行ってもいいですか?って言ったら、えーこの状況だよ?四月になったら新入社員来るからそれだけじゃダメ?って言われた。
そんな状況でまさか辞めたいなんて言えない.....
と、友達に相談したら、「そこではなが責任感じることなくない?」って言われた。
仕事内容に対しては責任を負うべき。接客態度とかは責任を持ってやるべきだけど、それ以外の職場の環境とか、人手不足に対してははなが責任を感じる必要はない
な、なるほど
あと、同じような悩みを持ちながら結局バイトを辞めたっていうブログを読んだ。
その人は夫婦で経営してる居酒屋でバイトしていて、その人が唯一のバイトだったらしい。3人で回していた。バイト先に不満があるわけじゃないけど新しいことをやりたくなってしまった。そんな感じだったと思う。
やめるのはめちゃくちゃ躊躇ったけど、辞めたら結局その人の穴はヘルプを呼んだりして埋められた、それは寂しい事でもあったけど、組織はこうやって回っていくんだと感じたらしい。
穴は誰かが埋める
そうなんだよね、私がいる前もその組織は回っていたわけで、私じゃなきゃいけないことはなくて、だから「私がいなくなったら誰かが困る」っていうのは幻想なのかもしれないと思った。
私はこの2つが結構心に響いた。
辞めるをやめない
私は小中高部活をやっていた。それもめちゃめちゃまじめに。サボったこともないし、辞めたこともない。そのおかげか中、高では部長を任された。
大学に入るまでなにかをやめるという経験をしたことがなかった。それは間違いだと思っていたから。なにかをやめるということは、それを続ける気合いとか、忍耐力が不足することだと思っていたから。辛いことでも続けることがひたすら大事だと思っていたから。
でも大学ではもういいな、と思った。
サークルもやめたし、バイトも辞めようとしているし、今入ってるサークルだって辞める気がする。大学に入って、「辞める」に対するハードルを下げてもいいと感じるようになった。
無理に続けて残ることって何だろう、と思う。
嫌なことをやる時間って無駄だろうし、四年間、なにもしないには長いけど、嫌なことに費やすほど時間は無限じゃない。
だったら辞めたきゃ辞めればいいと思う。もし役割に縛られて辞めるのを躊躇うようなら、自分の穴は誰かが埋める。組織はきっと回っていく。ってことを思い出したい。
辞めるには勇気が必要だ。前向きな選択でもあると思う。
今までとは違う、これからは辞めることをやめないでいきたいな、と思う。