日日是気付

答えがないって分かっててもなぜか考えちゃうこと

辞めるをやめない【前編】

 

バイトをやめた。

 

今回は

・私の穴は誰かが埋める

・不真面目になるべき

 

という話です!!!

 

 

 

 

いやちゃんと言うと、まだやめてはない。けど辞めたいと店長に伝えて3月真ん中に辞めることになったし、次のバイト先も決まった。あとは時期が来て辞めるだけ。

 

ということで前編は辞めるに至った経緯と辞めるって伝えたときのことを書きまっす

 

去年の夏休み前、テスト期間にふと気づく。「あれ?もうすぐ夏休み来るのにお金なくね?」って事でバイトの面接を2,3個くらい受けるも 軒並み落ちる。やばいやばい夏休み来ちゃう。とにもかくにも働きてえ!!と何も考えずに家から近い惣菜屋さんに直接電話したらその場で採用された。爆

 

という感じで慌ただしく始まったバイトなんですが、これは私の初めてのバイトでした。バイト先の主婦さん(木村さん)にめちゃくちゃ驚かれたけど、高校の時校則でバイトが禁止されてたから私はこれが普通なんだと思ってた。

 

8月中はバイト漬けの日々。朝6時に起きて、8時から17時までバイト。慣れないことは大変だったけど、修行のつもりでひたすら言われることをこなしてた。だんだん仕事を覚えて、夏休みが終わり、授業が始まると1人で締めを任されるようになった。

 

バイト始めたばかりの頃、木村さんと一緒にシフトに入ってる時に「(苗字)ちゃんが入る前は大学生何人かいたんだけどね、みんな来なくなっちゃった。ここは人間関係いろいろあるなあって思った。でもみんなで不満は言い合えば大丈夫だから!まあそのうち分かると思う。」

なんじゃそれ怖ァ

 

私が入った時にそこで働いてるのは、大学生は私を含め2人、主婦さんが2人、お局さんが1人、あと店長と、同い年の社員さんetc....全員で12人でした。

 

まあ結局木村さんが言ってたことはやってくうちに分かるんですよね、あーこれかも。って。お局さんが理不尽なことでいちゃもんつけてきたり、変なルールがあったり。たしかにめんどくさかったけど、それが「変」だと木村さんのお陰で気付けていたので、ばーーーかって思いながらやれたから別にどうでもよかった。

あと自分で言うのもなんだけど、私はそのお局さんに気に入ってもらえた。お局さんもジャニーズが好きで、60歳のおばあちゃんだけど、この前堂本のコンサートに行ったとか、友達の付き添いでJr.見に行ったら最前でファンサ貰えたとかいう話をしたり、私GENERATIONSも好きなんですよーって言ったら「私岩ちゃんが好きよ!!!」って言われていやそれは三代目なんですって話もした。60のおばあちゃんだけど。

ジャニーズ好きで良かった〜〜〜と思いました。爆

 

じゃあ何が嫌だったのかと言うと、悪口が多い

みんな悪口言うんだよぉ〜〜〜〜。特に木村さん。木村さんは私の指導係(?)だったからめちゃくちゃお世話になった。仕事も出来る方でめちゃくちゃ尊敬しているのだけど、悪口が多いことには幻滅してしまった。

それともあれか?この女しかいない職場で生き残るには、木村さんほど仕事が出来る人でも周りに同調して、八方美人的に振る舞わないといけないのか?

その場にいない人の悪口を言い、また違う人がいない時はさっき悪口を言ってた人にその人の悪口を言う。

 

たしかに、悪口って盛り上がるのよね!?わかる。小学生の時は女子で集まってする事と言えばクラスや部活の友達の悪口大会だった。その時は悪口を言おう!と思って集まってんじゃなくて、女子が集まると話題はなぜか悪口だった。そして悪口を言う事が特に悪だとは思ってなかった。今も、悪口を言うことは必ずしも悪だとは思わない。多少は他人のする事に疑問や不満を持って自分の意見を愚痴ることは自分を保つために必要だと思う。

 

だから(?)中学生の時に担任に「人の悪口を言うな」と言われた時は純粋に、え??なんで????じゃあ女子で集まったら何を話すの?と思った。

でもそれから悪口は悪になった。

習慣というのは面白いもので、意識してやらないようにすると、そのうちそれに慣れてしまう。最初の頃はもどかしくても、自然に出来るようになる。

中学生の頃から私は人の悪口を言わなくなった。

 

ただ何回も言うけど悪口を言うな、っていうのは、人に不満を持つなって事では無いと思う。それに、公には悪口は悪だが、信用出来る人には言っても良いだろうし、溜まりすぎて爆発しないように発散するべきだ。

悪口とはそういうものだと思います。(悪口について。完)

 

だからやたらめったら言うものではなくないか?

なんでこの人達は息をするように悪口をいうんだ?悪口を言ってないと死ぬの???????でも社会とはそういうものなのだろうか。私が幼いだけ?

私は自分の価値観がおかしいのか、と悩むようになった。

 

友達に相談すると、私の周りの友達はみんな「それはおかしい!」って言った。「だよね!!!!!」と思いながら、同時に木村さんもおかしいと言っているようで悲しくなった。複雑だった。

 

それでね!!事件(?)が起こるんですよ。

年末。年の瀬。師走

この時期がうちのお店はめちゃくちゃ忙しい。本当に。

 

あのジャニーズ好きなおばあちゃんお局に

「あんた、12月末はバイト入れんだろね?すっっっっごい忙しんだから。

入れなかったら殺す!(笑)

 

 

 

 

 

 

いや、(笑)じゃねえよすぞ?

 

は?こいつやっぱ頭おかしいきもいバーカバーカバーカ〜〜!って思いながら私は「怖ぁ〜〜〜!!笑」って春巻きをパックに詰めていた。

 

本当にあれは衝撃でしたね、一生忘れない。

冗談とかそういう問題ではない。

どうする?自分のおばあちゃんが殺すって言葉を使ってたら。いやハエ叩く時ならまだしも(嫌だけど)、私多分ショックで1ヶ月くらい口きけないと思う。

 

まあでもこれは序章だった

 

初めて迎える年末。想像以上に忙しかった。

冬休みはフルを週5で入った。それでも、ただでさえ人手不足だったのにその頃には9人にまで減っていて、まさに猫の手でも借りたい状態でした。

30日の朝、その日の夜に、高校の時の友達と会おうってなって、バイトが21:30までだったから22:00からカラオケ行く約束した。

そしたらその日のバイト中何やら後ろで木村さんと店長がやりとりしてる。

木村さん「でもうち単身赴任中の旦那が帰ってきて、今家事とか全部押し付けちゃってるんですよ〜」

店長「お願い出来るだけ早くでいいから!」

うわぁ〜これ私にくるやつやん

店長「(苗字)ちゃん〜」

来たァ

店長「明日8時から来れない?」

私「ごめんなさい今日この後友達とカラオケ約束してて、オールなんです....(バカ正直)」

店長「この後!?一回帰って来るってこと?」私「はい」(私の次の日のシフトは12時からだった)

店長「帰んないで直接来れば間に合うじゃん」

私「...ん?」

ん?

店長「お願い〜〜私もさあ、ここんとこずっと始発で来て、11連勤なんだよ〜〜〜」

 

それでも私が渋ってたら、じゃあなるべく早く来てね、って事でおさまった。(?)

 

店長とか社員さんがすごい大変そうなのを見てると自由な時間があるのに働いてない自分が申し訳ないと思った。それを友達に言うと「バイトはバイトだ。そんなの知ったこっちゃねえ」と言われて目が覚めた。危ねぇ

 

そうして大晦日と初売を経験したことで、このバイト先の嫌なところがいくつか見えた。

忙しいと、いつもより連携が必要になる。でも店長の言うことを聞けばいいのかお局さんの言うことを聞けばいいのかわからなかったりと、とにかく上手く回らない。それがすごいもどかしかったし、これじゃあ人がいくらいても足りない、てか逆に言えば本来ならこんなに人が要る必要ないんじゃ?

 

前々から事あるごとに「バイト辞めたい」って言ってたけど、その頃から本格的に辞めようと思った。

単純に繁忙期に働きすぎて気が滅入ったのもあると思ったので1月中は様子見ようと思ったけど、一度気づいてしまったら、なんかもう「嫌い」になってた。

 

そして気がついたら塾講師のバイトに応募していた。

 

そっからはもう急転直下。

 

塾講のバイトに応募したのは今月の15日。朝バイトを調べてたらそこの求人を見かけたので、ふと、本当にふと応募した。なんか勢いだったなって思う。

 

それで19に面接と試験を受ける事が決まった。

 

私のバイト先はシフト提出が20日。だから、もうそろそろ辞めることを言わねば。よし明日言おう。と決めた。

 

シフトは木村さんと一緒だった。

 

とりあえず木村さんに言おうと思い、いつ言おういつ言おうって思ってたら

木村さん「店長、新しいバイトとったらしいよ!大学生の男の子だって〜。たぶん(苗字)ちゃんが教えることになるんじゃないかな」

っていわれたので、あのーじつは、やめよあと思っていて....と、カミングアウト

反応は以外な感じだった。そんなびっくりされなかった気がする。

「塾講に応募したんです」って言ったら、「だってやりたいって言ってたもんね〜!やりなよー勿体ない!」と言ってくれた。

そして、実は木村さんも今月で辞めるらしい。知らなかった。めちゃくちゃびっくり。ディズニーシーで働くんだってよ〜〜やべーな!!!!

 

「店長はね、多分、“やりたいです”って言うことには止めないんだよあの人。私が言った時も 、こんなに今人足りてないのに、

やりたいこと見つかって良かったねー!って言ってくれて」

 

なんだそれイケメンだな(おばさんだけど)

 

「だから言ってきなっ」

と、木村さんに背中を押され、厨房に行くと店長がいた

 

「あの」

「何?怖い」

「塾講やりたくて…ここを3月の真ん中で辞めたいんですけど」

店長が、すんって息吸って一瞬止まると、

 

「えぇ〜」

 

 

 

効かなかった。爆

 

それから、掛け持ちはダメなの?まだ半年じゃん!塾講も大変だよ?気が変わるかもしれないし

とかいろいろやりとりして結局、一応3月の真ん中までは籍を置く。ということになった。

 

 

長くなったので続きは【後編】

塾講の面接と、冒頭に書いたことについて。