2019/3/7の日記
帰りは約7hバス。〇〇まで走ってくれて本当ありがたや
めちゃくちゃ楽だった。新宿から〇〇までずっと窓の外みてたよ。みとれた。夜の街はやっぱりきれいだね。普段電車が嫌だから 東京方面行きたくないとか、空気は汚いし 人は多いし 治安はわるいし 東京は嫌いだ 老後は田舎に住みたいし 通勤は下の電車がいい とか言ってんのに、夜の東京はみとれてしまった。
きれいだなあと思った。新宿から千駄ヶ谷の間電車と並走した瞬間があってめっちゃえもかった。
流れてくる電車の中が見えるんだけど 、手すりつかまって話してるOLの女のひとたち、ドアのとこによりかかってスマホやる大学生の人 楽しそうな人 笑ってる人 疲れてる人…。電車は映画のフィルムで瞬きがシャッターのようで、まるで映画。日常が非日常に感じた。いつも自分が組み込まれているはずの場所を外から傍観する感覚がドキドキした。すごく感動して、こんなことにまだ感動できるのかと思うと涙が出そうになった。
夜の平日の東京はきれいでした。
山の上から東京に行って景色がガラッと変わって、50年前から未来に移動した気分になった。50年前の人たちは 東京をみたらこんな感じなんだろうなと思った。私は今の人なのに未来をみている気分になった。不思議よな。
東京は無機質だと思っていた。田んぼはないし、ずきんかぶって歩くおばあちゃんはいないし、どこか大切なものを失くして温もりも失くしたような場所だと思っていた。だけど高いビルの点々としたあかりはまるでイルミネーションのようにキラキラと輝いて、それは失くしたはずの星空のようで、まどの中にみえるやわらかい あかりとデザインしつくされたであろう木のしきりにぬくもりを感じた。いわば計算しつくされた温もりだけど、今でも人の心は温もりを求めているのだということが、なんだかうれしかった。
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3月7日の日記です。笑
いや、なんか今読んだらめちゃくちゃわかる〜〜〜！ってなった。自分で書いたんだから当たり前っちゃ当たり前だけど、書いた時よりもなんかわかるーーーー
これは、友達と3人でスキーに行った後に書いた日記です。
スキーの帰り、山の上から地元までずーーっとバスで帰ってきた。気づいたらビルに囲まれててあれさっきまでこんな建物なかったよな、って何年もビルを見ていない人のような、むしろ、今までビルを見たことがなかったかのような感覚に陥った。
また同時に、ビル街は自分が普段生活している場所で、そこに組み込まれていることがなんだか切なくなった。けれどそんな日常も、ふと外から見てみると非日常に見えてきて、ほっとした。目の前の光景はまるで非日常のように見られたから。映画のような光景を今目にしていることに、また、普段はその中に自分がいることがなんか嬉しくなって、ドキドキして、感動した。
感動出来ることって有限だろうし、だんだん減ってきてるんじゃないかって不安だった私は、今、バスの窓から電車を見ているだけで、こんなにも胸を動かせるということがすごく嬉しくて、今度はホッとして泣きそうになった。
本当に感動したんだよ
電車が映画のフィルムみたいな感じで。古いフィルム。テープみたいになってて、等間隔に絵が四角く書いてあるやつ。金曜ロードショーのオープニングみたいな。今は変わったっけ
ちょうど電車の窓が、フィルムの等間隔の四角のようだな、と思った。瞬きするたびに、場面が転換してまた別の人が映る。あぁーあの電車はいろんな人生を乗せている。普段は自分も乗っている。あの電車に乗っている人はみんな自分と同じようにそれぞれの人生があるんだなーと思うとめちゃくちゃえもくなった。
そしたら今度は、時の流れを感じてえもくなった。例えば東京タワーができた頃、5、60年前の人がタイムワープしてきていまの東京を見たらどう思うのかなって。きっと、今の私みたいに、所狭しと窮屈そうにビルが建てられた東京を見て、田んぼを探しても見つからなくて悲しくなってしまうだろうな、って思った。私は今の時代の人で、今の東京を見ていて、そこにはなんのずれもないのに私はなぜか未来を見ている気分になった。
そんな窮屈な東京は、田舎よりも悲しいと思っていたけど、でもそんなことはなかった。東京にも温もりはあった。ただそれは、造られたものだった。でも、人が温もりの大切さを忘れていないということが確かめられたことが嬉しかった。そして、なにより、夜の東京はすごく綺麗だった。
あのドキドキした感覚は今でも忘れません。というか多分ずっと忘れないし、ふとしたとき自分の支えになってくれるような気がする
普段の日記には山田裕貴しゃべくり出てた。めちゃくちゃ面白い。暑かった！！！！！！眠い！！！！！しか書いてないのに何があったんだよって感じなんですけど、たまにこんな風に感受性が爆発します
