日日是気付

答えがないって分かっててもなぜか考えちゃうこと

あ、今が思い出になる、と思う瞬間

 

本屋から出てふと空を見上げて、その雲が綺麗だったときとか

電車の車窓から見えた夕陽に染まる空をみたときとか

大学からの帰り道、たまたま流れてきた音楽がその時の気分にドンピシャだったときとか

落ち込むことあったけど、なぜか突然、いや、そうでもねえなと吹っ切れた時とか

 

「あ、きっと今見た景色は思い出になる」と、思う時ってありませんか。

 

今日は、午前中に新宿で大学の友達と喫茶店で今度の旅行の話し合いをしました。

友達と6人でタイに1週間行ってきます!エーーーー楽しみ!!コロナ大丈夫かなぁ…これで直前になって行けないとかなったらそのショックで春休みを越せる気がしない…

 

この春休みは、サークルを引退してから初めての春休みでした。サークルがないってこんな暇なのか〜と、テストが終わる3日前、つまり春休みが始まる3日前、スマホのカレンダーを見て愕然とした。サークルがある間は、サークルのせいで遊べないとかやりたいことできないとか言ってたくせに、いざサークルなくなると忙しかった頃が恋しくなるなんてな〜ほんとに。

 

でも今年は就活も始まるし、そろそろ準備を始めてみたり、じっくりと自分がやりたいことを見つめて整理する時間に充ててもいいんじゃない?と思ったりした。今まで予定が入ってることをいいことに考えることから逃げていたのかもしれない、だったら時間があるというのはいいきっかけなのでは?とも思った。

 

だけど、焦って結局予定を埋めた。でもなんとなく感じる、コレジャナイ感…。

ここ数日悶々としていた。

 

で、今日、久しぶりにみんなと会ったら、何を悩んでたんだろうな〜と思った。結局、私は望みすぎてたんだと気がついた。望みすぎて、自分の今の状況が充分すぎるくらいだということに気がついていなかった。

 

いつもそう。

楽しまなきゃ、とか、今しかない、という気持ちが空回りして、「今が楽しい」ということに気がつけない。

そして後になってようやく気がついて、言う、「でもやっぱり今よりあの頃の方が楽しかった。」