日日是気付

答えがないって分かっててもなぜか考えちゃうこと

1年という時間が変えるもの

 

 

雨とカプチーノ

雨とカプチーノ

  • ヨルシカ
  • J-Pop
  • ¥255

 

 

九十九里に行ってきました

 

話は遡ること今年の6月半ば。

塾講の私は夏期講習のシフトの提出が迫って、夏休みの予定を詰め始めました

 

海行きたい、キャンプしたい、奥多摩行きたい、、、やりたいことはたくさんあって、調べてる中で出会ったのがこちら

 

久右衛門さん

 

https://www.aco.co.jp/id/65098.html

 

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やばくないですか

この門、縁側、どこまでも和風でサマーウォーズに出てくるみたいな古民家なのに、BBQが出来るテラスは電球がついていてとてもおしゃれ

見た瞬間ズッギュン!行きてえ!!!ってなって、すぐに日程調整をした。

 

去年入ってたサークルで知り合って、なんだかんだまだ遊んでる人たち11人で行ってきました。

 

そんなこんなで11人っていう大人数の旅行の幹事になってしまった。最初は、早く行きたいウキウキ〜〜って感じだったけど、大変だったや

 

自分の段取りの悪さとか、決断力の無さがやんなったりした。

 

宿にはお風呂はあるものの家庭用のやつだったから、近くの銭湯に行かなきゃいけないんだけど5kmあるし、海は車で15分だし、車がどうしても必要だったからレンタカーを借りなきゃいけない

けど近くにいい感じのレンタカー屋さんがなかなか見つからなくて、やっとこさ2つ隣の駅で見つけ、2日前に予約。私は免許持ってないし、車の勝手が全然わかんなかったので焦った〜けど、無事に全員用予約できて良かったあ

 

9月は花火売ってないから、8月のうちにAmazonで花火買ったり

 

駐車場が無料で開放されてていい感じの海とか、銭湯とか、スーパーとかめちゃくちゃ調べまくったり

 

二日間のざっくりとした予定を出したり

 

九十九里だったから、一時は行けないかと焦ったり。宿の方に確認をしたら、その前日に電気が復活したという連絡をもらいました。そんな時期に呑気に遊びに行くのもいいんかな〜って思ったけど経済貢献したからなんもしないよりいいよね!?

 

 

いざ当日

 

2つ隣の駅で車を借り、買い出しを済ませてそっから車で30分かけて宿へ。

想像以上に綺麗で、広くて、木の匂いにめちゃくちゃテンション上がった。みんながすげーすげー行って家の中走り回って探検してるの見てめっちゃ嬉しかった。けど、管理人さんに怒られた。

 

一通り説明を受けると、着替えて、車で15分かけて本須賀海岸へ。

 

チェックインしたのが15:30で、この時時刻はすでに17:00。夕暮れの海すごい綺麗だった。

 

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お気に入りの一枚!

 

帰りはみんな砂だらけ、びしょ濡れでレンタカー乗るの一苦労だった。それでも砂だらけになってしまった、、ごめんなさい…

 

宿に戻ってバーベキューの準備。もーテラスがエモエモなんだよ〜てかもう全てが新しくて綺麗でそれだけでテンションが上がった。バーベキューのオプション付きで一泊1人1万円弱!おすすめです!!笑

 

バーベキューはそのあと銭湯行くのに運転するから、ドライバー以外もみんなソフドリで楽しんだよう〜高校生みたいだった。笑

 

そのあと花火。手持ち花火ならOKですって言われてたから噴出花火が物議を醸したけれど、ダメだったらやめればいいんじゃない?ってことで敢行しました。盛り上がったし管理人さんは出てこなかった

 

22時くらいに銭湯に着きました。

それもまた綺麗なとこだった。1人900円。タオルも付いてきて、上がったら漫画も読める。ONE PIECEとかNARUTOとかメジャーなやつがたくさんあって、いくらでもいれるわあって思ったけど、全員上がったらすぐに出た。

 

23時過ぎに宿に帰ってきてかんぱい🍻

 

そんで、いろんな話をした

 

あー1年って年月ってこんなにも環境を変えるのかと、思った。

11人のなかで今でもサークルに残ってて行ってるのは3人くらいしかいなくて、その人達の話を聞いていると、懐かしくもあり、知らない人の名前とか出たり、1年生の女の子の話をしてるのを聞くと去年よりも遠くに感じてすごく寂しくなった。

それだけじゃない。

少し、空気が変わってしまったのを感じた。去年ほぼ同じメンツで行ったディズニーはめちゃくちゃ楽しくて、

どうして楽しいことがあった後は悲しくなるんだろう?? - 日日是気付

1週間くらい余韻が抜けなかった。それどころか、今年の夏は前半それの余韻で乗り切ったと言っても過言じゃない。笑

 

ドライブはすごく楽しかったし、宿もテンション上がったし、海も綺麗で、楽しくない訳じゃない。でも、あの日のディズニーにはもう何も敵わないのだと思った。

 

あれから、それぞれの道が分かれて、といってもサークルがそれぞれ別になっただけなんですけど(爆)みんながそれぞれ違う世界を知り、良い意味でも悪い意味でも変わった。楽しさと同時に、寂しさが常に隣り合わせにある感覚がずっとあって、帰ってきてからも言葉にならないモヤモヤがずっとあった。誰も言わなかったけど、みんな感じてたと思う。

 

なんだかな〜って、悲しい。

 

 

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この写真を見ながら、ヨルシカの「雨とカプチーノ」聞いてたら泣きたくなった。でもそれは暗い感情じゃなかった。言ってること支離滅裂だけど。

不意に、人の繋がりの尊さを感じた。

大学2年生の夏、これで良かったんだと思った。

 

人の繋がりというのは脆いもので、ほっといたら壊れちゃいそう。

でも、大学でこんなにたくさん思い出を共有できたひとってそんなに多くはない。きっと、この日もまた思い出の1つとして、これからもみんなで形を変えながら繋がっていくんだと思った。

これもまた、思い出の1つになるんだろう、そう思った途端、この写真がかけがえのないものに感じた。

どうか、これが思い出の1つになりますように。これからも、みんなでいられますように。

 

四時くらいまでテラスで飲んで、そっからそれぞれてきとーな部屋でみんなで雑魚寝をした。幸せすぎる〜〜〜〜。誰が一緒の部屋で寝たのか覚えてない。起きたら足元にも布団敷いてあって、あれ誰だこれ…ってなった。寝る前、何時頃だったか、カーテンから覗いた空は白み始めていた。

8時半にだれかのスマホからけたたましいアラームが鳴って、あまりにもけたたましくて私は笑っちゃったんだけど、となりに寝てたこーやが「なんで……」って半ギレでそのアラームを止めて、同じ部屋の2人は起きたんだけど、私とこーやはまた布団に潜って寝た。

 

チエックアウト後は管理人さんに勧められ、急遽銚子に行って海鮮丼を食べました😋

 

久右衛門さん、またいつか行きます🚘

 

 

灰色に白んだ言葉はカプチーノみたいな色してる
言い訳はいいよ窓辺に置いてきて
数え切れないよ

灰色に白んだ心はカプチーノみたいな色してる
言い訳はいいよ呷ろうカプチーノ
戯けた振りして

さぁ揺蕩うように雨流れ
僕らに嵐す花に溺れ
君が褪せないような思い出を
どうか、どうか、どうか君が溢れないように

波待つ海岸紅夕差す日
窓に反射して
八月のヴィスビー潮騒
待ちぼうけ海風一つで

夏泳いだ花の白さ、宵の雨
流る夜に溺れ
誰も褪せないような花一つ
どうか、どうか、どうか胸の内側に挿して

ずっとおかしいんだ 生き方一つ教えてほしいだけ
払えるものなんて僕にはもうないけど
何も答えられないなら言葉一つでもいいよ
わからないよ
本当にわかんないんだよ

さぁ揺蕩うように雨流れ
僕らに嵐す花に溺れ
君が褪せないように書く詩を
どうか、どうか、どうか今も忘れないように

また一つ夏が終わって、花一つを胸に抱いて、
流る目蓋の裏で
君が褪せないようにこの詩を
どうか、どうか君が溢れないように

             

                             ___ヨルシカ「雨とカプチーノ

 

 

 

 

明日から学校だ〜〜〜〜〜(鬱)